県政

<交通安全施設整備費>が県民要望に沿って予算案として増額されています

2022年2月22日

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関内駅近くの交差点に設置されたエスコートゾーンです。視覚障がい者の方が横断歩道を渡る時に誘導してくれる安全施設です。

共産党県議団は、音の出る信号機や、歩者分離信号も含めて繰り返し県議会で取り上げてきました。長崎県・岡山県も県庁周辺の交差点の横断歩道には、エスコートゾーンが設置されていました。神奈川もさらに予算を増やし県民の安全を守る交通安全施設の設置をすすめてほしいです。

 県の警察費の「交通安全施設整備費」とは、道路標示の補修、信号機の改良や新設、道路標識の設置、道路標示の補修に使う予算です。そうなんです!薄くなっている横断歩道を塗り替える予算、また危険な交差点の信号機設置要望に応えるための予算です。市民から「横断歩道が消えている。早く塗り替えてほしい!信号機の設置を!県の対応が遅い」とお叱りを受け、強く要望がよせられていることです。

 県議会では、他の会派からも増額要望が求められている整備費ですが、今回前年度より、9億5千万円増やし50億円の予算計上の案になっています。増額されたことは県民要望にそった対応で歓迎ですが、地域の警察が現場を確認している、業者が3年かけて全県を見回り、順番に塗り替えていると説明です。これではなかなか進まず、塗り替えに1年以上もかかる現実があります。

そもそも、新設道路の信号機の設置や、老朽化した信号機の更新費用も含まれている予算なので不足するのは当然です。道路の予算や福祉の予算として計上し役割分担することが必要ではないでしょうか。

「安心して道路を渡りたい。通学路は特に塗り替えを急いでほしい!」の県民要望に応えられるよう引き続き改善を求めていきます。