日本国憲法は、2019年5月3日で施行72周年です。憲法改悪阻止神奈川連絡会議の主催で開催された「5、3県民のつどい」に参加しました。「日本の平和に憲法9条が果たした役割 ~9条に自衛隊を書き込むことの意味~」 成澤教授による講演と、「天皇代替わりと日本国憲法」 古賀坂弁護士の講演が行われました。最後に県民のつどいアピール、憲法をないがしろにし、暴走する安倍政権を退陣に追い込み、憲法を私たちの手で守り抜きましょう!が採択されました。
いつの間にか始まってしまうのが戦争。いったん始まってしまえば、多くの人々の命を犠牲にせざるをえない。戦ってしまえば国民は守れない。の言葉にそのとおりだと思いました。以前市議会で、自民党の議員が「愛する人のために命をかけて戦うのは当然のことだ」と発言しました。戦えば相手の命を奪うことになり、人の命を犠牲にして守る命があってはならないし、命の重みは一緒でなければならないと思います。また軍事力を強化して競い合う、抑止力による「平和」が安倍政権による平和主義?とんでもありません。
憲法に自衛隊を書き込み、集団的自衛権の行使となれば自衛隊員の命に関ることです。自衛隊員のなり手がなくなり徴兵制の可能性も否定できない状況です。
また今回の天皇生前退位、代替わり儀式の関連予算が、166億円の負担!この予算額に驚愕します。
一方で今回の10連休で、労連に相談が増えているそうです。非正規雇用の方々から、休日が増え収入が減り、生活に困っている。母子・父子家庭の方からも仕事が休めず子どもが一人になり、食事もないなどの相談が寄せられているそうです。憲法25条の健康で文化的な最低限度の生活が保障されていないのです。
国民の生活の厳しさを実感せず、向き合おうとしない政権には退場してもらい、憲法を守り活かす政治へと変えましょう!