活動日誌

保育が必要と認定され「支給認定証」が届いたのに保育園に入れない!

2015年2月19日

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  写真は、新制度の「支給認定通知書」です。

 藤沢市の保育園に入園を申し込んだ方々へ、不承諾通知(保育園に入れませんのお知らせ)が1100通も送付されました。1100人のお子さんが保育園に入れないという深刻な状況です。今回は同時に新制度による保育の必要性と必要量が認定された「支給認定書」が送付されています。

 

 私の子どもは保育が必要と2号区分に認定され、11時間の保育量になっている「支給認定書」を受け取ったのに、保育園に入れませんの通知がくるのは納得できないと思うのは当然です。

  認定時間については、両親とも就労している家庭は、おおむね標準時間の11時間となります。産休中や求職活動中の方は短時間の8時間になります。保護者の就労状況で、子どもの区分が変わる仕組みです。

 介護保険のように子どもを認定しても、待機児解消にはなんの効果もないのが新制度です。藤沢市も新たな保育園の設置で今後480名の定員増が計画されていますが、

 保育のニーズに追いつかない状況です。それでも、すべての認定した子どもたちを保育することが自治体の責務です。

 国や県は、保育を実施する自治体を支援することが必要です。子育て世代の現状を充分把握し、不足している安心して預けられる認可保育園の整備をさらに行うべきです。