共産党県議団で、2泊3日で新潟県と長野県を視察。県としてはたしている役割と責任について視察をしてきました。
新潟県庁で、障がい者職場実習支援事業・受け入れ促進事業、少子化対策モデル事業、私学の校舎修繕に対する補助金制度について担当課より説明を受け効果や課題について質問しました。
県庁内危機管理センターで、中越地震をふまえての総合的な地震対策と柏崎刈谷原子力発電所に係わる避難計画について説明を聞きました。
沸騰水型原子炉の模型です。
原子力発電所サービスセンター内で説明後、発電所内をバスで車内から解説を受けながら見学しました。柏崎刈谷原子力発電所は7基の原子炉があり広さは420万㎡、15mの防潮堤が完成していました。
長野県工業技術総合センター食品技術部(しあわせ信州食品開発センター)で食品開発など支援するための試作開発・評価などについてセンターを見学し役割などについて説明を受けました。
それぞれの視察で「市町で、やれないことを県が担う。県が係わらないとできないことがある」「県のほうが適切な対応、体制で進めることができる」「現場が何を求めているか、また応援を求めてきたことに応えるのが県の仕事」「国の制度と現実との隙間をうめるために何ができるかを考えだしたもの」と担当課の説明がありました。
いつも「市町村の責任で!」と答弁が多い神奈川県ですが、県の果たす役割や責任について大きく転換し、事業を進めることが求められていると強く感じました。