神奈川県自然環境保全審議会が開催されました。私は県議会代表枠の7名の委員の一人です。所属委員は学識経験者、4市町長も含めて30名、今日の出席は20名でした。
1、県生物多様性地域戦略骨子(案)について <市町村の「緑の基本計画」による緑地保全とリンクしています>
2、第3次県アライグマ防除実施計画素案について
3、H26年度ニホジカ、ニホンザルの管理事業の実施状況について
4、第4次県ニホンジカ、ニホンザルの管理計画の検討状況について
以上の報告事項について説明と質疑応答が行われました。
それぞれ委員から意見や提案が活発にだされました。生物多様性は、絶滅危惧種(たとえばヤマユリやオオタカなど)の生息や生育環境を、開発や環境破壊から守ることを位置づけるべきこと、またシカやサルの被害は、人的被害、農作物への被害も含め広域で市町村ごとの対応では限界、県が責任をもって取り組むことを提案しました。第4次管理計画の今後のスケジュールはH27年8月~骨子を作成・検討し、H28年3月~9月素案、H28年10~県民意見募集になっています。