県がおこなっている「県民ニーズ調査」として課題調査の結果速報が示されました。調査内容は
「地震対策の取組み」「総合防災センター」「魚食」「食・食育」「未病を治す取組み」「かながわの広報」「空き家問題」「オリンピック・パラリンピック競技大会」「職業能力開発」です。調査は男女3000人に調査が行われ有効回収数は1471人でした。
ニーズ調査の中の「魚食」という質問では、地域独持の魚介類を食べてみたい、どちらかといえば食べてみたいも合わせると82%でした。どのように食べてみたいと思うかでは、旅行中47%、日常の食事として22%でした。県では消費者のニーズに対応した魚食の普及を行うため調査となっています。今後、どのように進めるのでしょうか?お魚離れが進んでいるので注目です。
また「未病を治す」取組み(栄養・運動・社会参加)では、取り組んでいることで多かったのは64%のバランスのよい食事でした。取組みを実践していると答えた方1169人は、体調に変化を感じた35%、以前からやっていたので特にない22%でした。取り組めない理由では忙しくて時間がないが約50%でした。
未病は取り組んでいると回答した方が多かったです。つまり日常的にすでにやっていることだということではないでしょうか。県民に問いかけるべきは、病気になりそうな長時間過密労働などの働かせ方や、具合が悪くても病院に行かれない現状をとらえることこそ求められていると思います。