社会問題

手間をかけて覚えたことは脳に定着する! スマホやパソコンの時間を減らすことが必要です

2021年4月29日

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テレビの番組で、スマホと辞書で調べたことを記憶しているかどうかの実験結果を示していました。辞書で調べた学生さんのほうが言葉の意味を多く記憶しいていました。簡単に調べられることは記憶されず、手間をかけて覚えたことは、記憶の定着がされるということですね。

 さらに遠隔(画面)の会話と、実際に会って話す対面の会話では、対面は前頭葉が互いに同調するが、遠隔では前頭葉に同調なしでコミュニケーションになっていない、心と心が通わせられない状況になっていると。

常にスマホを使い続けることは大きなリスクがあるということです。スマホを手放せないスマホ依存症の若者が増えています。使わない時間をつくること、また寝る前は睡眠の妨げになるともいわれています。不妊症治療中の夫婦に、膝の上に載せてタブレットを使わないよう医師が指導していました。

 ゲーム脳、そしてスマホ依存症。常に電子機器に人間が支配されています。パソコンでリモートの仕事やオンライン授業や会議、飲み会まで行なわれています。小学校低学年の子どもたちにも、一人一台のタブレットが配布され学校や家庭で使われています。電源をオフにする時間をつくり、自然に触れて心と体を休めましょう。

政府は、スマホ依存症や電磁波による影響などについて予算をつけ健康被害や体や心への調査を行ない、早急な対策をとることが必要です。