片瀬江の島駅から、西浜方面に行く国道134号線の交差点の横断歩道にエスコートゾーン(視覚障がい者誘導標示)が設置されました。視覚障がい者の方が、横断歩道を安心・安全に横断できるように設置されるものです。視覚障がい者団体の皆さんと懇談した時、横断中に人とぶつかると方向を失い違う方向に進んでしまうことや、斜めに設置されている横断歩道の場合はガードレールにぶつかりそうになったり、車道を歩いてしまうこともあるそうです。危険な思いを体験したという方が多かったです。
共産党県議団は、交通安全対策費を大幅に増やし歩者分離式信号や、音響式信号機、エスコートゾーンの設置を増やすよう求め続けています。また老朽化している交通安全施設の更新や道路の表示の塗り替え予算などは、信号機の新規設置予算と分けて別予算にするよう求めました。また消えている横断歩道の塗り替えについては、つねに予算を増やし急ぐよう要望し続けていますが皆さんから遅い!とお叱りを受け続けています。私は最初の県議会決算委員会で横断歩道の塗り替えや信号機の設置について質問し、新規道路の信号機設置と同じ予算であること、危険な交差点の住民要望により設置された信号機の数が年間14箇所しかないことに驚きました。
いつも感じることですが、交通安全対策を十分に行ない、事故の危険から県民の安全を守ることが県警察の役割です。引き続き命を守る立場で進めるよう求め続けます。