社会問題

差別や偏見をなくすためにもコロナ感染症について子どもたちに学習を!

2020年5月16日

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 学校の再開に向けて、これから必要になることや課題がさまざまあります。県内のOBの先生たちのお話を伺いました。

 子どもたちへの心のケアや健康や安全、学習支援、少人数学級や分散登校などこれから取り組むべきことが多くあります。差別や偏見が広がらないように、コロナ感染症について学校で子どもたちと学習することができるようにすることが大切だと感じました。今でも医療従事者の方々への差別がおきています。それぞれの教育委員会や学校まかせにせず、政府には、責任をもって子どもたちのために先生たち、学校現場の声、子どもたちの意見を取り入れながら取り組むことを要望していくことが求められています。

 さらに学校の教育環境の整備も急務です。教職員の増員、学習支援員やサポートするスタッフなど人的な配置を大幅に増やすことが必要です。少人数授業のためには教室を増やすことも検討すべきです。そのための予算は早急に確保すべきです。

 これから子どもたちに寄り添い、学ぶ権利、遊ぶ権利を保障し子どもたちが安全に安心して過ごせる教育環境のために力を合わせましょう!

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 愛知県委員会発行の「こどもアンケートはじめました」です。子どもの権利条約12条では、「自己の意見を表明する権利を確保すること。児童の年齢、成熟度に従って考慮されるものとする」としています。

「学校のお休みが長くなって、あなたはどんな気持ち?なんでも書いてください。あなたの思いが守られるよう、学校に関わる仕事をしているみなさんに伝えます」と優しい語りかけになっています。