活動日誌

学童保育(放課後児童クラブ)の現状と要望

2020年4月13日

 神奈川県内の学童クラブについて連絡協議会の方々に現状や要望などをお聞きしました。突然の学校の一斉休校により、開所を求められしかも長期化している現状は深刻さを増しています。学童に通う子どもたちとそこで働く指導員の健康と安全確保、人員の不足や衛生用品等の不足などをかかえながら運営を懸命におこなっていることがわかりました。

 マスクや消毒薬、必要な備品などの支給を早急にしてほしいこと。さらに子どもたちの遊びと生活場の確保も当然必要ですが、緊急事態宣言後、学校の校庭や体育館も使えなくなる自治体もあり困っているそうです。また地域によっては閉鎖されている学童もあり生活していくための指導員さんの補償も必要です。

 日々、対応を変えなければならない事態になっているそうで、指導員さんや子どもたちの体や心に大きく影響がでているのではないかと心配です。小学校が休校するということは、午前中から児童クラブを開所することであり、指導員不足が常態化しているといわれる中で、急な開所対応や長期化は大きな負担です。

 県内の市によって対応が違い、連携が十分行われている自治体とそうでない自治体があるようです。県として学校の学校施設の使用協力要請や、財政支援、国への補助金の増額要望など現場の要望に応える対応が急務です。子どもたちも指導員さんたちも、健康に安全に過ごすことができるように私たちも力をあわせて取り組みます。