活動日誌

育ちざかりの中学生に栄養バランスのとれた美味しい給食を!

2019年8月27日

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デリバリー弁当の献立カレンダーです

 藤沢市の中学校給食は、注文方式のデリバリー弁当と自宅からの弁当の選択制で実施されています。

 今日は山内市議と、給食課担当者にさまざま質問をしながら聞き取りをしました。

 現在中学校は19校ありますが、デリバリー弁当は北と南で請け負っている業者が違います。頼みたい日にちの6日前までが注文期限です。支払いは振込用紙かクレジット決済で、ネットで注文しても、入金がなければ弁当は提供されません。そのため前日に表を教室に貼り、頼んでいる生徒を記載するそうです。入金がない家庭に対して生徒に紙を渡し、保護者に知らせている。なるほどアンケートでも「頼みずらい」というのは当然です。

 藤沢市の中学生の生徒数は1万1千人。80%が注文すると、現在の業者では限界があり対応できないそうです。

 デリバリー弁当を注文した生徒は、食材費330円を払いますが、弁当をつくるための人件費、光熱費、施設整備費など民間業者に払う委託料は、公費負担つまり市が払います。1食あたり北部は330円、南部は395円だそうです。

 でも自宅から弁当を持参した生徒の家庭には、公費負担は0です。学校給食は教育と位置づけられていながら不公平ではないでしょうか?また家庭からの弁当は子どもの好きなものだけ入れる。おかずがマンネリ化する。腐らないようなものしか入れられないなど栄養バランスが悪くなります。

 小学校のように、栄養士や栄養教諭による食育ができること。また現在の15分間という短いお昼の時間を改善すること。差別がおきないように、また注文したら引け目を感じるようなことのない格差のない中学校給食にすることが求められています。

 そのためには、藤沢市も小学校と同じ自校調理方式の中学校給食に変えることが必要です。栄養バランスのとれたあたたかい給食を子どもたちに美味しい!楽しい!給食の時間を保障するために力をあわせましょう!