県議会

「県民生活」についてがラグビー、聖火リレー、セーリングの提案説明の謎?

2019年2月13日

13日から知事も県会議員も任期最後の県議会「H31年第1回定例会」が始まりました。

 今日の本会議は知事の提案説明でした。神奈川が先頭にたって「笑いあふれる100歳コミュニティ」をどんどん増やしていくそうした思いで取り組んでいく。グランドデザイン基本構想の政策分野に区分して説明するとし、第6の「県民生活」についてです。のところであげられていたのがラグビーワールドカップ開催に万全そ期す。オリパラの聖火リレー・セーリング競技開催の準備を進めるイベント開催、シティドレッシングを行う、だったので驚きました。これが県民生活でしょうか?また介護人材不足は、退職を控えたアクティブシニア層対象に研修や説明会。介護福祉士の取得を目指す外国人留学生の受入れ促進、介護施設とマッチング!?待機児解消に向けては、潜在保育士の短時間勤務での復帰支援?また県立高校改革は「希望に満ち信頼あふれる学校づくり」が舞台芸術科の設置?

 その後の「国際文化観光局長の予算詳細説明」では、外国人観光客への事業内容が盛りだくさんに示されてさらに驚きました。

 苦しい県民のくらしを応援する県政は何処にいったのでしょうか?藤沢ではあなたのお子さんは保育園に入れませんの「不承諾通知」を1022通発送したそうです。昨年も入れずさらに何か所も申し込んでも叶わず途方にくれ困っている方々がいる現実があります。明日14日は神奈川の県立高校の入学試験の日です。昨年は8000人の子どもたちが不合格になりました。それなのに県は高校統廃合をさらに進めています。

 県民の悲しみや苦しみに寄り添うあたたかい県政に変えるしかない!とあらためて強く思い、この議会に取り組んでいきます。