県議会

南スーダンに派遣されている自衛隊の撤退を求める、米軍「思いやり予算」の廃止を求める意見書を提案

2016年12月22日

 H28年度第3回県議会の後半が20日で終わりました。共産党県議団が提案した意見書2件「南スーダンに派遣されている自衛隊の即時撤退を求める意見書」「米軍おもいやり予算の廃止を求める意見書」は、残念ながら採決されませんでした。

 私が反対討論を行い、茅ヶ崎保健所の市への移行、横浜湘南道路、川崎市小杉の再開発、リニア中央新幹線駅建設による県立相原高校の移転、産業技術センターと技術アカデミーの統合について理由を述べ、議案に反対しました。その後、採決が行われ賛成多数で可決されました。

 意見書で自民党さんから提案された「森林吸収財源対策の財源確保を求める意見書」について、共産党は森林の保全は重要であり財源確保は行うべきですが「安定財源の確保のための税制を速やかに創設すること」の表現は「森林環境税」をつくり新たに国民に負担を強いるもので賛成できませんでした。

 請願は「私立幼稚園に対する候補女性の大幅増減を求める」請願と「教育費負担の公私格差をなくし、ゆきとどいた教育を求める」請願は継続審査となりましたが、「ゆきとどいた神奈川の障害児教育を求める」請願は不採択になってしまいました。

 また県議会の議員派遣が上程され共産党は退席しました。海外派遣としてイギリス・スイスに3名の議員がラグビーやオリンピックパラリンピック関連施設、WHO本部に訪問で7日間、またドイツ・オーストリアに8名の議員が世界最大級のペットの保護施設視察、国際救助犬、林業経営の視察訪問6日間、(来年3月26日出発予定)議員派遣は政務活動費ではなく議会費を使って海外視察ができます。