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経済産業省の補助金を受ける国産ワクチン開発・生産

2024年11月3日

日本初のワクチン製造拠点が藤沢市の湘南アイパーク内(旧武田薬品研究所)にと報道がありました。

モデルナがコロナとインフルの混合ワクチンの数年中の供給を目指す。黒岩知事のコメントは、「今度パンデミックがやってきたらこのエリアでワクチンが作られる心強い、我々もしっかり支えていきたい」としています。

国産ワクチン開発・生産体制の強化が政府方針となり経済産業省の補助金を受ける総額300億円と聞きました。

 

このワクチンの製造は、安全なのか。開発に向けた実験や製造はどのようにどこで行なわれるのか。近隣住民の不安はつきません。政府の肝いりで企業に補助金をだす事業です。

今でも湘南アイパークの建屋の中では、企業や団体など190社が入居し、2500人が働きどのような実験や研究をしているのかわかりません。遺伝子組み換え実験もおこなわれています。

政府として住民の安全に責任を持ち、不安に応えるべきです。モデルナは、今後製造につなげ、国の承認も得て行くチームが必要とコメントしています。

政府方針の補助金を注ぎ込む事業であるなら、企業に対して住民に向けて説明会を行ない、要望や意見を聞くべきではないでしょうか。

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<東海道線の線路横の南口広場から柏尾川までの「村岡新駅南口通り線」道路建設予定図>

この湘南アイパークのすぐ前に東海道線の村岡新駅が建設予定です。今年の9月から令和15年3月まで線路工事・新駅工事・自由通路、南口通り線の道路工事が予定されています。

共産党は、わずか4分の距離の間の駅であり住民合意のないまま、多額の事業費がかかる計画の撤回と企業ありきの開発はやめ、住民が望むコミバスやオンデマンドタクシーなど交通不便地域の解消、移動の補償を市の責任で行なうことを求め、議案に反対しています。