藤沢市、12月議会に「債権管理条例」が提案され審議がおこなわれます。市民が滞納する理由は物価高騰の影響や賃金が上がらない、病気や失職など様々です。
保育料や病院の診療費、市営住宅の賃料など子育てや福祉に関わるもので、厳しい取り立てや差し押さえをすればますます暮らしがおびやかされる事態となります。
今までしていなかった差し押さえの分野を新たに範囲を広げて行なおうとしています。このような市民に冷たい市政をすすめようとする藤沢市の市長に私たちのくらしを託せるでしょうか?
困っている、苦しんでいる市民に寄り添うあたたかい藤沢であってほしいです。
住民は日々のくらしを切り詰め、税金や保険料をおさめています。一方で12月2日の赤旗の官房機密費の記事では、官房機密費の金庫には100万円の束が現金で1億円近く入っていて、少なくなると担当者が補充するしくみ。官房長官の部屋にある金庫はすぐに目につかないようトイレの中にあるという!?なんと年間12億円ものお金が使い放題。こんな使い方ができることに怒りがわきます。
以前、税金を滞納している方の車のタイヤにロックをかけている藤沢市の対応をテレビが報道しているのを見ました。私が市議の時に相談があった方は、仕事で使う軽トラックが差し押さえされ、その方は仕事で車を使うことができなくなり廃業することになりました。
困っている、苦しんでいる方に寄り添うあたたかい藤沢であってほしいです。共産党藤沢市議団は、「滞納分について強制的な徴収はおこなうべきではない」の立場で審議します。債権管理条例は議会で反対してほしいと議員に声を届けましょう。