活動日誌

考え方の異なる県議会の共産党委員と他の委員を別にして視察を実施する。

2015年7月21日

 神奈川新聞の記事でお問い合わせがありましたのでお知らせします。

 県議会の委員会視察は、慣例で正副委員長に視察内容と視察先が一任されています。県議会の県民企業常任委員会で、「海外における水ビジネスの可能性の調査、水道事業のビジネスモデルの海外展開」などが視察内容でベトナム海外視察が提案されました。総額は750万円で、一人あたり58万円の公費を使います。

 共産党県議団は、<県議会海外調査実施委員会選定指針>に位置づけらている県民福祉の向上に資する重要な課題ではないこと、県が直接行う事業ではないこと、民間企業の支援であること。必要性・重要性・優先性を十分検討すべきであり、視察内容や視察先について県民の理解は得られないと指摘し賛成しませんでした。

 その後、議会運営委員会で「県民福祉の向上につながらない」という発言を取り消すよう求められ、取り消さないとした共産党県議団に対して、最終日に団長会議が開かれ県民福祉の向上について考え方が違う共産党は、視察は別にして実施することが自民党から提案されました。私たちは一緒に参加することを希望しましたが賛成多数で決定されました。

 国松委員長から、団長会議のとおり視察は別になりましたと言われ、私は県内視察も別ですかと問うと、「そうです」の返事。共産党委員6名は視察から除外され、それぞれの視察が実施されます。

 私の常任委員会は今月31日が県内調査の視察予定で、藤沢の男女共同参画センターの「かなテラス」、障がい者就労施設「善行ひばり」「県立図書館に移転した女性史保管」でしたが参加することができなくなりました。