活動日誌

何が必要かではなく、これができるという提案を望む

2020年3月20日

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 今、箱根は大涌谷の噴火、大雨をもたらした台風による影響、箱根登山線の運休、そして新型コロナウイルス感染拡大による観光客の激減と次々と災難が重なり、窮地にたたされています。強羅の駅前は人通りも少なく、運休している箱根登山線は、フラワートレインとして飾られ代替えバスの待合所になっていました。

 おみやげ屋さんもお客さんの激減で、通常の5割以下の日もあるそうです。売り上げに大きな影響が。さらに消費税10%増税の打撃も加わっています。箱根温泉ホテル・旅館協同組合の方々のお話では、先が見えずこの先どうなるのか不安、このままではいつまで体力がもつかどうかわからない。自ら落ち込むことがあるが、頑張ろうと励ましあっている。終息の時期が知りたい、今後の対応についてできれば事前に知りたい、このままでは新たなスタートができない。現状や要望を聞くことだけでなく、これができると示してほしい!と。

 やはり納税や社会保険料の支払いが厳しいので納期の延長をと要望がだされるのは当然です。政治が安心を示してほしい、国民を守る政策を!と望んでいるが現場は政治家の一言で大きな影響を受けると話されていました。やはり2月27日の突然の一律休校の首相の発言から不安が急速に広がりすべてが変わり、旅館・ホテルのキャンセルが相次いだそうです。

 4月からの宿泊がさらに7~8割減になるのではと不安がだされていました。雇用調整助成金の申請の簡素化や融資では返済に不安があるの意見も。廃業や倒産を防ぐために抜本的な支援策が急務です。