活動日誌

学校が学校でなくなっている

2020年3月11日

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畑野衆議院議員、石田県議、上野県議と、新型コロナウイルスによる一律の休校後、県立養護学校でスクールバスを運行させている取り組みについて視察をしました。

 県内28校中20校が子どもたちの受け入れを行っています。その内3校だけがスクールバスを運行しています。視察した中原養護学校は、学校の判断で7コースの送迎バスを走らせています。バス会社に委託していますが、そのまま運行をお願いしたそうです。休校もすぐには行わず、今は自主登校日としてそれぞれ中学生はこの日、小学生はこの日と日にちを決めて週に2日登校できるようにしているそうです。また子どもたちは放課後デイサービスを利用しているそうです。事業所からヘルプ要請があれば担任が手伝うこともあるとか。子どもたちの生活のリズムが大きく変化しています。きっと気持ちが不安定になっていてご家庭の負担も大きいことでしょう。

 給食については、材料を2週間前に発注する。何人登校するか予測できないため給食を提供することができないという理由でした。通ってきている希望する生徒に提供することは無理なのでしょうか?先生たちも食べていた給食です。

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 45年たった校舎は老朽化しています。暖房も藤沢養護学校と同じ旧式のボイラー型でした。雨漏りもあり、大雨の時は窓から水が入るそうです。県は耐震補強や修繕ではなく、予算を確保して建て替えを行うべきです。子どもたちの教育環境整備を優先すべきです。

 今回の突然の休校は学校が学校でなくなっている。先生たちは授業ができないことがつらい。と話されました。何時まで続くのか、いつ学校生活を始めることができるのか先が見えない不安な状況です。

 児童生徒の健全な発達の保障、そして教育を受ける権利を保障すること。それが私たちに問われていると感じました。