過労死等防止対策推進シンポジウム(厚生労働省主催)に、あさか由香予定候補、大山奈々子議員と参加してきました。神奈川労働局から現状報告、「パワーハラスメントを防止するために」岡田康子氏、「働く人々はぐっすり眠らなければならない」高橋正也氏、「過労死ご遺族からの体験談発表」でした。
「日本は眠らない国」、睡眠時間の国際比較では、日本が一番睡眠時間が少ない7時間半、8時間以下なのは日本・韓国・メキシコの3か国だけとのことです。日本の男女とも平均睡眠時間は5~6時間がもっとも多い調査結果です。やはり日本は働き過ぎ、働かせ過ぎの国!その結果、脳・心臓疾患と精神障がいが増加!さらに交代勤務や夜勤、深夜業の増加により、異常な働き方に。快眠で健康に働き続け、安全に働くことができる。けがや事故がないようにするためにも、十分な睡眠がかかせないそうです。そのためには勤務間インターバルの確保はかかせない!
お二人の過労死遺族の方からのお話は、どちらも胸がいっぱいになる訴えでした。自己管理ができていなかった!?誰も責任をとらない!会社の反省もない。理不尽な現状は変わっていません。それなのに過労死や過労自殺が繰りかえされるのは政府や職場、企業の責任ではないでしょうか。二度と過労死や過労自殺を繰り返さない!本気の取り組みが必要です。