共産党県議団の2泊3日の視察は、1日目「障がい者地域生活移行」長野県駒ケ根市の県立知的障がい者施設「西駒郷」「ほっとグループホーム伊南」利用者の皆さんが大切にされ、あたたかいスタッフの方々に見守られ、支援されて穏やかに暮している様子がよくわかりました。
2日目は、「環境モデル都市 飯田市のとりくみを学ぶ」おひさま進歩エネルギー、メガソーラー飯田、環境モデル都市のとりくみなど住民と行政の協働や環境に関する高い意識、地域住民からのボトムアップのしくみが先進的でした。
リニア中央新幹線中間駅予定地の標示の杭
2日目の午後は、リニア中央新幹線 中間駅予定地の中津川市のからの説明後、リニアを考える岐阜県民ネットワークの皆さんと懇談・現地視察。豊かな自然環境を壊し、この土地に住み続けたいと願う住民のくらしを奪って中間駅や、車両基地を建設しようとしています。直接立ち退きを迫られている方々のお話や、貴重な自然を残したいと願う方々の思いも伺い、強行な進め方に怒りを感じました。一度壊された自然も人のくらしも二度ともとに戻りません。「リニアは日本の活力やゆとりを生み出す」といっていますが、多くの犠牲を払ってまで交通の利便性を優先する必要があるのでしょうか。
3日目は、名古屋県庁で県のリニアの取り組みについて担当から説明と質疑、その後、「リニア・鉄道館」を見学しました。