社会問題

子どもたちを取り巻く社会

2017年5月31日

朝日新聞の夕刊の「南スーダン 今この瞬間もー飢えに苦しむジュバの子どもたち」の記事と子どもの写真にくぎ付けになりました。

1歳3か月のマリト・アダトちゃん。栄養失調で腕と足が痩せ細り、診察のため体重計につり下げられた姿の写真。体重計の針は5キロ?日本では5か月くらいの赤ちゃんの体重です。重度の急性栄養不良児が子どもの診療施設に運び込まれているそうです。内戦が激しくなり難民となり治安の悪化で食料も不足。衛生状態も悪く食べものもないとなれば犠牲になるのは幼い子どのたちです。

 国連は、南スーダン国内の飢餓の発生に、緊急の食糧支援などが必要だと発表しているとの記事です。一方で世界では、莫大な軍事費で武器にお金を使い、核兵器を持ちミサイルで威嚇をし、さらに戦争をおこして殺しあいをしています。多くの子どもたちの命を犠牲にしてまで、国の存続や発展はありえません。

 子どもたちが、豊かな環境で育ちおなかをすかせることなく、安心して眠ることができ暮していけるようにすることが必要です。そんな社会にしていくためにすべての世界中の大人たちが、心を一つにして力をあわせることができたらと願います。争っている場合ではないのです。どの国に生まれても大切にされる命を。戦争や栄養不良で子どもたちが亡くなることのないように。子どもたちの笑顔のために!!