社会問題

万博のリハーサル中に火災事故 メタンガス管から高い濃度、排出量が倍に 子どもたちの見学は変更へ

2025年4月6日

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4日からリハーサル(テストラン)が実施された万博。ブラジル館ので天井材と配線が燃える火災事故がおきました。夢洲は廃棄物によるメタンガス管(83本)からの濃度は昨年7月と比較すると高まり、量も倍以上に増えているそうです。1月~2月に4箇所の地下ピットで退避が必要な濃度が検知されたと赤旗の記事で知り驚きました。

そもそもメタンガスが発生している会場で引火の危険はないのでしょうか。飲食店舗は火気厳禁になっているのでしょうか。メタンガスは1日に約3t排出され、爆発の危険もある濃度とか。

さらに完成せず、建設工事中のパビリオンもあるようです。テストランでは混雑し入場に2時間もかかったと報道されていました。

その会場に子どもたちが見学や修学旅行に行くことが安全だとは到底思えません。子どもたちに何かあったら、判断した学校の責任になるのではと言われています。神奈川でも修学旅行で万博見学を計画している学校があり、心配する市民により、中止や再考を求める申し入れを行ないました。また共産党の議員は、議会で危険性を指摘し中止や再考を教育長に求めました。

今こそ、子どもたちの安全や命を守るために中止や変更の決断こそ求められています。