党ジェンダー平等委員会事務局長、前女性のひろば編集長、藤田文さんによる「日本を変えるチャンス、希望あるみらいのために」共産党湘南地区102周年記念講演が行なわれました。
藤田さんの女性のひろばの編集に関わる話しは、興味深くとてもリアルな内容でした。
○女に学問はいらない、生意気になるだけと言われ組合に加入し、結婚退職制度をやめさせ共働き第1号になった女性。
○乳児を預かる保育所がなかったが、育休をとり、育休あけに保育所をつくった女性。
○お茶くみが女性だけなのはおかしいと声をあげようとしたら、上司から共産党、赤だと言われた。共産党を知らなかったので話しを聞きに行き、その後党に入った女性。
*世界の夜7時の実態では、夜7時の時間帯は子どもの世話や家事を分担し夫婦で忙しくしているフランスの家族の様子。
*イタリアでは、2時半に仕事が終わり、夜大学へ通っている男性。
*日本では、7時には父親は不在で女性がワンオペ育児。夫との会話は事務連絡のみ。朝ごはんの1時間だけ父親と過ごす子どもは「パパまた来てね」
女性に「今、自由な時間があったら」と聞いた(家事代行サービス)のアンケートでは
1、マッサージや整体に行く時間
2、旅行
3、寝る時間
疲れ果てている女性の実態になるほどと納得してしまいました。世界でもっとも睡眠時間が短いのは日本の女性とか。
それでも、これまでおかしいと声をあげ、多くのことが進んできた変えてきた女性の力は大きいです。
これからも一緒におかしいことを変えるために力をあわせましょう。