引地川沿いの土手のつくしです。袴をとってお浸しにしました。春を感じるほろ苦さです。
「神奈川県議会に提出されている陳情や請願はどのような内容がだされているのか、また賛成・反対の態度はどうなっているのか知りたい」と議会報告会で参加した方から質問がありました。議会かながわにはその内容がありません。市も県も「議会報編集員会」に私も所属していました。次の議会報について事務局から提案があり内容について意見が言えました。
陳情や請願について各会派の賛否について載せるべきだと提案していました。残念ながら議会かながわには記載がありません。
議会に提出された陳情、請願について議員や各会派がどのような態度だったのか、有権者に知らせるのは当然なことです。ところが、それぞれの陳情についての会派の態度はわかりません。不了承や不採択も議会だよりではわからないままです。陳情については、採決されるものではないから知らせる必要がないとし、請願や意見書は採択されたものだけが記載されます。委員会の傍聴や中継を見るしかありません。
そのため共産党県議団は、県議団発行の議会報告で主なものについて各会派の態度についてお知らせしています。
開催中の県議会の常任委員会で審議された「県の2030年の温室効果ガス削減目標を62%以上に引き上げることを求める陳情」茅ヶ崎市民からと「湘南海岸防砂林へのネオニコチノイド農薬散布の中止を求める陳情」藤沢市民からの陳情は、共産党県議団の委員は了承にしました。今の県議会は継続審査や不了承の態度をとる会派が多いのが現状です。
砂防林に散布された農薬により、健康被害を受けた方がいます。自転車で砂防林の横を通り、その後、目が充血し、嘔吐が数日続いたそうです。ところが県は安全な農薬だと説明しているそうです。陳情や請願については、最終的な結果だけでなく会派ごとの賛成・反対の態度が県民に知らされるようにするべきです。
「県民の代表として選ばれているのだから議員がどのような態度をとっているか私たちには知る権利があるはず」と議会報告会で発言がありました。一緒に声をあげましょう!