全木協神奈川県協会主催の「神奈川県産木材の森林見学ツアー」に石田県議と参加しました。
厚木七沢でのヒノキやスギの伐採現場の見学を行ない、神奈川の森林や県産木材の利用などについても説明を聞きました。以前、この説明は県の森林再生課が行っていたそうですが、コロナの関係でこれないので全木協会長さんからの説明が行なわれました。実際にチェーンソーで伐採を見せてくれたのは、県の「森林塾」に参加し林業のお仕事を26才から11年間続けている方でした。
大和市で県産木材により建設中の住宅を見学しました。ヒノキの香りがいっぱいの木造住宅でした。写真の柱の器具は、体力を持たせる強度補強するもので土台のコンクリートと繋がっているそうです。どの方向から地震がきても大丈夫なように構造計算を行うそうです。
耐火についても木材は、一度に燃えない性質があり、1分間に1mmづつ燃え3㎝の厚みがある木は、30分は安全で避難する時間がとれる、ゆっくり燃える理由は、空気の層があり、水分を含んでいるからだとか。じつは鉄のほうが熱が伝わりやすいそうです。
伐採した木材の製材加工の現場も見学し木材の乾燥や柱、板、チップなどに加工する工程を見学しました。
人工林は、枝打ちなど手入れが必要なこと、森林は水源を守り、また建築材として利用して200年の三世代住宅の利用が可能。そして森林の役割はCO²削減、地球温暖化対策に役立つことを学ぶことができました。