社会問題

繰り返される暴力といじめ、差別をなくし、人権侵害を終わらせましょう!

2021年11月28日

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日本国民救援会藤沢支部の総会に土屋市議と参加しました。防衛大学校のいじめと暴力を特集したテレビ番組の上映がありました。被害を受けた方は、入学間もないころから寮の中で上級生から24時間逃げ場のないいじめと暴力を受け、加害者である上級生と設置者の国(防衛大)に対して損害賠償と再発防止を求める裁判を起しています。

 繰り返されるすさまじいいじめや暴力の実態は人権侵害であり、心もからだもずたずたにしてしまいます。そのいじめや暴力行為を「指導」だと正当化し、常態化しているようです。学生間指導という異常な行為が繰り返される人権侵害の連鎖を止めるために、救援会は裁判を支援する会を立ち上げています。大学の指導者も記憶にないなどと見て見ぬふりをしている実態も示されていました。

 防衛大の卒業生はすぐに自衛隊の幹部になり、隊員の指揮にあたるそうです。軍隊を想像してしまいます。

東日本大震災以降、社会や人の役に立ちたい、災害救助で命を救いたいと志をもち、防衛大に入学を目指す若者がいると聞きます。集団的自衛権行使で、戦争に参加できる自衛隊として役割が大きく変わりました。人権感覚をなくして誰かの命を奪うことに何も感じなくなる人をつくりだすような仕組みをそのままにすることはできません。

 政府は憲法を変えて、自衛隊を憲法に明記しようとしています。憲法を変える必要はない。今の憲法こそ守り生かすことを政府に求めることが必要です。

そしてこの防衛大だけではなく、あらゆる社会の暴力といじめ差別をなくし、人権侵害を終わらせるために声をあげ力を合わせましょう!