藤沢エコネットの総会の後、宮地俊作氏による「コロナ危機と気候危機」の学習会が行なわれました。ウイルスはこれからも変異を続けていく、人の体に入りやすいように変異を続ける!?
集団免疫とは、人口の一定割合の人が免疫をもった状態のことで抑えることができる。新型コロナでは60~75%に達すると蔓延は終息すると考えられている。実効再生産数が1以下になる(一人が一人にしかうつさない)こと。変異株の遺伝子情報の公開、迅速なワクチン製造の国際協力体制が不可欠との見解でした。
海水と海洋、大気と海水による相互作用で、輸送される水や熱の量が変わる、そうなると形成される雲に含まれる水蒸気が増加あるいは減少して豪雨や干ばつという気候変動を起こすそうです。
地球温暖化を引き起こしている温室効果ガス、とくに二酸化炭素の増加対策。気候危機は、全世界、地域全体で連帯し対処なしには止められない。人類が力を合わせて乗り切ることが必要だと。
さらに危機は2つだけではない!の問いかけがあり参加者から「平和の危機、食料危機」などだされました。私たちの未来にかかわる危機が複数迫っていることをあらためて感じる学習会でした。