社会問題

コロナワクチンの接種で医療機関は大混乱、新たな負担増に医療従事者から改善の声が!

2021年5月20日

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  紫陽花が咲きだしましたね。花が咲いてはじめて色がわかるそうです。同じ品種でも土が酸性だと青、アルカリ性だとピンク色に。これからの雨の季節、明るい色に出会うと心が和みますね!

 

いよいよ藤沢でもワクチンが実施機関に届き、個別接種が始まりました。昨日健康診断を受けた診療所で様子を伺うと、予約の電話が殺到して大混乱になっていると。診療所に到着したワクチン分はすべて

予約済みになったが、予約ができなかった方の対応に追われている。予診票の記入についてや問診の負担も時間がとられます。またワクチン接種の時間は一般診療はできないため減収になります。

 また6月以降のワクチン配布の計画が示されていないことの不安や、冷凍庫を購入した(3万円)が、最初の市からの説明ではお金をだすと聞いたが、その後、市に聞いても「すいません」と謝るそうです。平塚市では、冷凍庫を配布し各病院にこれを使ってくださいと置いていったそうです。この違いはやはり市の姿勢でしょうか?

 市議に確認してもらいましたが、一部補助を検討しているというような曖昧な対応だったそうです。補助ではなく市が全額負担をすべきです。ワクチン接種を行うことは現場にとって大きな負担です。ワクチン接種の負担を考慮し、協力している医療機関への協力金や補助金を行うべきです。東京都は、接種を行った医療機関に協力金を支給することを決めました。県も市も早急に行うことが必要です。

 すでに実施機関を辞退するクリニックもでています。また電話での受付をしないことに変更し、直接来院のみの予約にした医院では高齢者の方々が朝早くから並んでいると聞きました。高齢者の方に新たな負担となっています。

 引き続きワクチン接種について現状や市民の声を市や県に届け、改善にむけて取り組みます。