活動日誌

自然

2021年4月25日

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辻堂海岸を中心に、湘南海岸に自生する海浜植物の保護・育成活動に取り組んでいる湘南海浜植物育成会(旧 湘南みちくさクラブ)の冊子です。辻堂に「ハマボウフウ」を辻堂海岸にふたたびと、大磯海岸に自生していた株から種をとり、県の農業総合研究所の指導も受け、苦労されハマボウフウの復活に至った経過が示されています。

 海岸植物の減少は著しく、都市化や開発などにより自然環境は大きく変化しています。その中で貴重な活動をされてきた会の皆さんの粘り強い取り組みはすばらしいです。

私も高校の生物部だった時、丹沢のシダ植物、真鶴半島の植生など観察や調査をしていました。県からの依頼でアサガオの葉に現れる大気汚染による影響を記録し報告していたことを思い出しました。

 人類の営みで失った自然は取り戻すことは難しい、でも復活させることができるのも私たち。希望ある取り組みです。