藤沢市内の地域に回覧されている「村岡新駅周辺まちづくりニュース」です。まちづくり方針(案)中間報告の紹介とあり、今年中にとりまとめ予定となっています。新駅周辺地区は世界に誇れる、広がる創造地区、拠点だとしています。研究開発機能、研究者等の交流、議論の場、情報発信、さらに近隣住民や働く人等のくらし憩い・リフレッシュの場、利便性の向上だけでなく、市全体にもたらす効果・波及について整理をしていると。
どこかで聞いた内容と思いだしてみると、「新産業の森」構想も、世界中から研究者を集め研究開発を進め、藤沢をシリコンバレーにすると助役(現在の副市長)が答弁していました。なんだか似ています。では今、新産業の森は研究開発拠点かというと、そうではなく貴重な森林を伐採して倉庫や製造・運輸業などが立ち並んでいる状況です。
ひとと持続可能な街を支えるベースづくりや創造を育むための仕掛けづくりが重要なテーマとなっていますが、あまりにも現在の感染症の広がりの危機感や気候変動、危機による大災害による命に係わる対策を求める住民の切実な願いと行政の認識がかけ離れていて愕然とします。
このまま、市は来年の3月頃に新駅建設に向けての判断を行うとしています。新駅建設に税金をつぎ込んでいる場合ではありません。感染症対策や災害対策こそ優先すべきです。皆さん一緒に声をあげましょう!