社会問題

自然を痛めつけてきた結果

2020年6月23日

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22日付の赤旗に、フランス文学者 堀茂樹さんの記事があります。新型コロナが問う 日本と世界 「人間生活の土台強化」をです。

 人間生活の土台がいかに損なわれてきたか。自然環境。あいつぐ新しい感染症の発生は、人類の野放図的な経済活動が森を壊し、自然を痛めつけてきたことの結果。かつては人間が直接触れることのなかった森の奥の野生生物から未知のウイルスが人間に感染すると。さらに自然、身体、共生をもう一度意識し、その保全に十分なお金を注いで強くする必要がある。そして新自由主義をやめさせ、環境保護、疾病に備え、公共部門を強くするには政権交代が必要。野党の結集で政権を奪取し、一握りのメンバーが実質的権力を行使する政治を完全に終わらせたいものです。と語っています。私もその通りだと思います。

 新自由主義の人間観は、功利的な個人主義で、グローバリズムと表裏一体だと。新型コロナは、私たちのくらし、社会のあり方、政治すべてのあり方について考えさせ問うものになりました。多くの国民がそのことに気づき、市民の運動と野党の共闘も深まってきていることに希望を感じます。

 私も、皆さんと一緒に声をあげ、運動をおこし、新しい未来を切り開くために力をあわせて頑張ります。