国政

今、政治が責任を果たし国民に安心を示すこと

2020年3月14日

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ラナンキュラスは、鮮やかな色で花びらが密集して咲きます。バラのようにも見えます。黄色の花言葉は「やさしい心づかい」です。

 13日の衆議院本会議で新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正が賛成多数で成立してしまいました。新型コロナの蔓延などに対して首相が「緊急事態宣言」を出し、国民の自由と権利を制限し、くらしと経済に影響をもたらすものです。

 宣言の発動の要件、「まん延」や「重篤」などは、基準がなくまったく信頼できない安倍首相が宣言するのです。宣言の発動や解除に国会の承認は求められません。今回も付帯決議で事前の報告が国会にすることでけです。

 外出の制限や地主さんの許可なく土地の使用が可能、また政府にとって都合の悪いことは報道させないことも可能で、国民が真実を知ることや正確な情報を知る権利を脅かすこともありえます。

 憲法改悪を急ぐ安倍政権は、緊急事態条項を改憲項目にするのではないかと心配です。今、国民は抗議をあげる行動も自粛傾向の中で、ますます不安や怒りが増しています。

 緊急事態宣言で危機感をあおることではなく、政府は国民の不安に応え、責任をもって取り組み安心こそ示すべきです。