活動日誌

災害時の支援の強化が必要です。

2019年12月5日

 これまで市議と一緒に行ってきた議会報告会で、皆さんから災害時の避難について多くのご意見が寄せられました。

 台風19号で、警戒レベル4の警報を受けて避難したかったが一人で歩いて避難所にいくことができなかった高齢者の方。視覚障がい者の方は、避難所の状況がわからないため不安。またトイレを汚して使ったのは視覚障がい者だと言われるのは辛いので避難所にはいけない。人口呼吸器など医療機器の電源の確保が数時間しかない施設で避難を断わられたなど。

 また、小学校の体育館などに避難された方からは、固くて冷たい床に長時間座るのは厳しかった。災害情報が欲しかったが知らされず、職員の対応も十分行われていなかったなどでした。

 藤沢市は、「避難施設運営マニュアル」を作成しています。そこには、障がい者・高齢者・医療的ケアが必要な方への対応が記述されています。今回の台風時の経験を受けて内容を当事者の方々の意見・要望を反映された内容に改善していくことが必要です。たとえば視覚障がい者の方には、個人避難計画と避難所における配慮ガイドラインの作成。視覚障がい者に適した防災避難訓練のガイドヘルパーの同行参加。避難所の環境の確認、手引きを作成し活用するなどです。

 私たちに寄せられたご意見を行政に届け、市議やそして皆さんと一緒に住民の健康と命と守る災害対策を求めていきます。引き続き災害対策についてご意見をお寄せください。