活動日誌

県議会の一般質問が終わりました

2019年9月26日

第3回定例会の一般質問の日程が終わりました。27日から常任委員会が行われます。

 一般質問では、村岡地区と深沢地区の一体整備やリニア中央新幹線の推進、湘南台駅から慶応大学付近までの相鉄線の延伸、横浜湘南道路の進捗などについて、県としてしっかり進めてほしいという質問が取り上げられていました。

 私たちは、このような新たな開発や道路建設などは、住民の声を聞き、要望ではないことは進めるべきではないという立場です。

 たとえば藤沢では、33の福祉事業を行革課題として廃止や縮小の見直し事業にあげています。その一方で、住民から村岡に駅をつくってほしいと要望されていないのに県と一緒に開発と一体で駅の設置を検討しています。また相鉄線の延伸よりも、コミバスを細かく走らせ、始発バスの時間の改善や夜の時間帯の運行本数を増やしてほしいなど、優先してほしいことが後回しになっています。道路建設や駅の整備、周辺の開発などは莫大な予算が必要です。県も市も財政が厳しいのではなかったのでしょうか?やっぱり予算はあるんですね。

 10月1日から庶民を苦しめる消費税10%増税が予定されています。これまで私たちが30年間払い続けてきた消費税は社会保障のために使うとされてきました。30年間の消費税収は372兆円、法人3税、所得税、住民税の減税額は561兆円で減った法人税等、所得税住民税のほうが189兆円も多い!消費税導入の真の目的が、法人税減税と富裕層減税だったのです!さらに兵器の爆買いに使われようとしています。

 税金の使い方が、これでいいわけがありません。集め方は大儲けをしている大企業や大金持ちから。そして使い方は、ムダな大型開発や、新たな道路建設、軍事費をやめて、社会保障の充実や防災・災害対策を優先させましょう!