社会問題

災害対応より内閣改造が優先の安倍政権

2019年9月13日

台風15号の被害は5日を超えた今も続き、千葉では停電や断水となっています。高齢者・障がい者・乳幼児がいるご家庭などが困難をきわめている状況です。政府は一日も早い復旧のために全力を尽くすことが必要です。それなのに安倍政権は内閣改造を優先し、国も県も遅い対応に怒りがわきます。

 安倍首相にとって大切なのは困難に直面している国民のくらしではなく、ご自身のことだと示しているのがよくわかります。

 藤沢でも、停電・倒木・家屋の破損など被害状況が日に日に報告されています。停電がおきた地域のスーパーでは、冷凍してあった肉や魚などすべて溶けて廃棄になったそうです。また倒木や屋根が飛び電線を寸断する、また近隣の家屋を壊す、道路をふさぐなどの被害がおきました。また農作物への被害も大きいと聞きました。

 台風や豪雨など、予想される災害は事前の対策も重要ですが、想定される災害による被害を最小限にするためには、やはり国や自治体の予算や人的配置、災害弱者へのきめ細かい支援などが十分行われているかが問われます。そして甚大な被害に対しては政府が責任をもって対応することが必要です。

 「住民の生命、財産は守りぬく。そのために最善をつくすことが私の使命!」そう言い切ることができるのが国の最高責任者である首相ではないでしょうか。