活動日誌

産業支援より、住民の願いに沿ったまちづくりを!

2019年8月18日

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 地方自治研究会かまくら集会 市民と市職員が学びあう 市役所移転問題を考える記念講演と3つの分科会が開催されました。

 私は午後の分科会に参加しました。鎌倉市の3拠点の整備や公共施設の再整備、市役所の移転、そして村岡新駅と連動している課題について鎌倉市、藤沢市、県の現状が報告され、意見交換が行われました。

 講師の山中徹さんは、3拠点の整備は見直し、本庁舎の移転も白紙にすべき、市役所のあり方はまちづくりに位置づけるべき。本庁舎は長寿命化を図り、本庁の整備について次世代が決定するべきと。

 武田薬品湘南研究所は、ヘルスイノベーションセンターに変わりました。知事は武田薬品(株)と覚書を交わし、両社が緊密に連携し、最先端医療分野に関するイベントやセミナー、またベンチャー企業支援、再生・細胞医療の実用化、産業化を推進するとしています。また村岡新駅についても、さまざまな支援をすると。

 鎌倉市役所の移転がなくても、駅はヘルスイノベーションセンターのために必要と県は位置づけていると言えるのではないでしょうか?

 いつも思うことですが、なぜ神奈川県が企業支援、産業支援に力をいれる必要があるのでしょうか?財政難だと県民要望は後回しです。

 開発による産業支援や新たなまちづくりより、地域住民のくらしを応援し、福祉の増進にこそ市も県も力を入れ優先して行うべきです。

そして、何よりも住民の願いや意見を取り入れたまちづくりや公共施設の整備を進めることが必要ではないでしょうか。