8月6日の広島に原爆が投下された日、辻堂駅でヒバクシャ国際署名に取り組みました。
翌日7日から9日まで、原水爆禁止2019年世界大会・長崎に参加してきました。大会で田上長崎市長は、「唯一の戦争被爆国として一刻も早く核兵器禁止条約に署名、批准を」と求めました。
2日目の午前中は、「核兵器のない平和な世界を草の根の行動」の分科会に参加。特別発言では、かながわの平和行進の取組が報告され、藤沢のベビーカーでの親子パレードの様子が映像で紹介されました。また運動の発展をめざして海外代表を交えて交流、質疑や意見なども活発にだされ、議論が深まりました。
午後は長崎大学が会場の、世界大会・長崎フォーラム「核兵器禁止・廃絶へー政府とNGO対話」に参加。政府代表1人、NGO側4人のパネリストの発言、参加者が意見交換をしました。再検討会議は「市民社会と議員が一緒になり、核兵器の廃絶につなげることができる可能性も秘めている」また「核兵器と廃絶と軍事費削減を結び付けて訴えるべき」「被爆者に対する国家的な謝罪を求めることを追及すべき」の意見もだされました。
夜は「核兵器なくそう女性のつどい」に参加。平和基金で招かれた海外の女性代表が次々登壇し力強い発言。女性が変化をリードし力を合わせて世界を変えよう!と。その後、海外女性代表たちと交流会も開催されました。
最終日は、閉会総会(ナガサキデー集会)が開催され、大会決議「長崎からのよびかけ」と特別決議。そして「長崎からすべての国の政府への手紙」では各国政府に対して、核軍縮に取り組み、核兵器禁止条約への参加を求めました。
「核兵器のない世界」を実現するために世界中の市民社会が力を合わせ政府と共同することが必要です。ヒバクシャ国際署名を積み上げ来年のNPT再検討会議、国連ニューヨークに届けましょう。禁止条約の発効にむけて力を合わせましょう。
被爆者の方の証言で、「子どもたちや孫たちへ平和で幸せな社会を残すために命ある限り頑張ります。生きている間に禁止条約の発効を!」の言葉に感動し、私たちも全力でとりくまなければと改めて思い、そして勇気付けられました。