藤沢市政

市独自のあたたかい制度を切り捨てるのは、「保健・医療・介護」をさらに充実するに反している!

2019年7月31日

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 藤沢市の安心便利帳です。高齢者・障がい者にやさしい、あたたかい制度がさまざま記載されています。是非ご利用ください。市民センター、市役所で配布していますが、本来はすべての世帯に配布すべきだと思います。

 藤沢市は、すでに2019年度予算で、12事業の改悪予算を盛り込みました。革新市政で誕生した事業、団体や住民運動で築きあげてきた他市に誇れる事業をなくすのです。行革で検討された33事業の中には、障がい者介護手当、福祉手当、医療助成、老人福祉施設の建設費補助、法人立保育所運営費補助制度などが含まれています。

 見直しの理由として財政負担の増大、国県補助を上回っているといる、他の自治体より高い水準をあげています。財政の見直しなら、市民が望まない不要な開発など無駄遣いをやめるべきです。また住民に喜ばれている事業の切り捨ては到底容認できず合意が得られないものです。事業がなくなると市民への影響は大きく、福祉の後退はあきらかです。

 共産党市議団は、議会で改悪に反対しました。またこのことを市議団の議会報告などで市民にお知らせもし、これからも住民の皆さんと力をあわせ撤回を強く求めていきます。

 市の総合計画2020では、住み慣れた地域で、生涯を通じて健康で、安心して暮らしていけるよう、きめ細かな保健、医療、介護をさらに充実する方針を明らかにしていますが、これに反しています。自治体が優先すべき役割は、「住民福祉の増進」です。その責任を市に果たせることが重要です。来年2月は市長選挙があります。市長の政治姿勢が問われることです。

 みんなで声をあげ、撤回するよう力をあわせましょう!