県議会

2019.12月 本会議最終日

2018年12月21日

 議会最終日、採決が行なわれました。議会報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正、知事及び副知事の給与に関する条例等の一部改正についての議案(値上げ)に、共産党は反対しました。職員の給与、学校職員の給与については賛成しました。また消費税増税の中止を求める意見書の請願に賛成し、共産党として同趣旨の提案意見書も会派提案しましたが、どの会派からも賛同がえられず、残念です。

 国への意見書は、河川ごみ清掃促進のための制度整備に関する意見書、幼児教育・保育の無償化を踏まえた更なる質の確保・向上等を求める意見書、私立高等学校助成の一層の充実を求める意見書などです。

 昨日の議会運営委員会の政務活動費についての意見陳述では、審議結果の「継続審査」について、何故継続なのか、いつまで継続を続けるのか、6億6千万円の政務活動費の使い方についてたなざらしなのか、納税者からの声には答えないのかと思うと訴えがありました。タクシー代などの領収書には、議員名を入れること、ガソリン代を使用する車の車両番号を記載するなど指針の改定は当然のことであり、まったなしです。また鎌倉市民からの陳情で、不正な使い方をした県会議員に対して変換を求めるよう県議会に求める陳情は共産党は賛成しましたが、不了承となりました。

 「教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」「教育費の公私間格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」「公立中学校完全給食の実施にむけ、施設・整備等の補助を求める請願」は、残念ながら不採択でした。15万を超える住民の署名に背を向ける県議会を変えたいと痛切に感じました。