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教育施設のエアコンの設置を急いで!

2018年7月30日

H29年4月現在ですが、空調(冷房)設備設置状況等(都道府県別と県内市町村別)調査結果をみました。市町村では、逗子市・海老名市・座間市・葉山町は、小中の普通教室、特別教室とも100%設置率です。藤沢市は中学校の普通教室は、設置しましたが、小学校は、まだ設置が100%ではありません。小田原市は、小中とも普通教室は0%です。箱根や山北も0%ですが、山間部といっても教室の昼間の温度は高くなります。県内でも市町村によってかなり差があります。

 神奈川県は、普通教室の設置率で79%ですが、東京都は99、9%です。全国でも差があり、小学生が熱射病で亡くなった愛媛県は、5、9%の設置率です。

 自治体の取り組みの差は、何が原因でしょうか?藤沢の議会では、繰り返し空調の設置を求め続けてきました。長女は学校の建て替えに伴うプレハブ校舎で、夏は背中全体にあせもができ、冬は足の指がしもやけになりました。学校の先生の話では夏の間の午後は扇風機を回しても、授業中の子どもたちが意識もうろうとなるのがわかるので、一斉に廊下にだし、水道で顔を洗わせると聞いたことをそのまま発言し、空調設置を迫りました。

 特別支援学校の老朽化して修理を繰り返している空調を新しくする予算を聞いたところ、3000万~4000万円だそうです。神奈川県も、インベスト神奈川で企業支援をしています。利益を上げている企業に10年間で80億円。県民の税金であるそのお金こそ子どもたちの空調設置のために使うべきです。酷暑は、子どもたちの健康や命に関わることです。

 まったなしの教育環境整備は、自治体が優先して緊急に取組ことが必要です。小田原市では、保護者の方たちが短期間で署名を集めて市に提出したと報道されました。私たちも議会で提案し続けます。ご一緒に子どもたちのために力を合わせましょう!