活動日誌

かながわ犯罪被害者サポートステーションとかながわ性犯罪・性暴力ホットライン

2017年6月8日

DSC01656

 110年ぶりの刑法の改正が衆院を通過しました。(強姦罪の名称変更、被害者の告訴がなくても起訴可能、被害者を女性に限っていたのを見直し性別にかかわらずになど)法務委員の畑野議員とサポートステーションでお話を聞きました。

 県では、県と県警察、民間支援団体が一体となって県民センターにある「かながわ犯罪被害者サポートステーション」で相談・支援をおこなっています。支援内容は電話相談、弁護士による法律相談、臨床心理士によるカウンセリング、検察庁、裁判所への付き添い、医療費などの貸付、緊急避難場所や一時的な住居の提供などです。28年度の支援件数は1044件で、相談件数は増えているそうです。また、「性犯罪・性暴力ホットライン」は、24時間365日対応で、H26年開設。相談件数は1802件です。8月から電話相談に加え、被害者の幅広いニーズに対応するワンストップ支援センターを設置する予定だそうです。具体的にどのような支援になるのでしょうか。

 今日の報道で性犯罪被害について告発した詩織さんがさらに明らかにした、性被害者に対して警察の事情聴取のひどい人権侵害の状況には驚きました。被害者がさらに2次的被害を受けることがあってはならないことです。これでは警察に被害を訴えられないです。改善が必要ではないでしょうか。

 被害者支援センターは、50名の要請講座を終了した登録ボランティアさん、会員さんの会費や寄付などで運営されているそうです。支援活動も性犯罪被害者への支援が多いそうです。