活動日誌

西湘海岸保全対策事業の視察

2017年6月3日

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 国の直轄事業で、海岸浸食の激しい西湘海岸について新たな海岸保全施設「岩盤型施設」を設置する。そのために国は二宮町が国から3億円で取得した「国立小児病院跡地」をバックヤードとして使用したいとしています。現在この土地は、仮説のこどもの広場とゲートボール場として住民が利用しているものです。町は地元説明会を4月に行い、小児病院跡地を海岸保全施設に使用する資材置き場や養浜材作成のために貸したいと説明し、参加者との質疑が行われました。この日も地域の方から「なぜ、無償で土地を貸すのか」「工事の期間が10年以上は長すぎる」などご意見がありました。住宅地であり、接続道路も狭い状況。何より工事期間中、使用できなくなる。国は別の場所での検討ができないのしょうか。しかも国は、町に3億円で売った土地です。町に無償で貸与させる?

 事業は必要ですが、子どもたちや地域住民への影響を考慮し、要望を優先させるべきではないでしょうか。