県議会

福祉施設の指定管理は、条例で名称から県立をはずしている?

2016年8月19日

 18日の厚生常任委員会で、津久井やまゆり園の名称から県立がなくされていることが明らかになりました。テレビで何度も写されている「県立津久井やまゆり園」の門についている表示は、費用がかかるのでそのままにしていたの答弁。県の福祉施設を指定管理者制度にする際、条例で名称から県立をなくしていると説明。県の責任をなくすためなのか、いずれ民営化するためなのかと思いたくなります。

  知事に対して、差別や偏見をなくし、ともに共生する社会を目指していくという強いメッセージ、決意を県民に示すべきと求めていますが、「かなちゃんTV」県ホームページの動画で知事は発言していると職員。見てみると「とんでもないことがおきた、許せない、二度とおこしてはいけない。命の授業、共に生きるやさしい神奈川」などの発言ですが、県民の命を守る立場の知事の発言というよりは、個人の感想をのべているように感じてしまいました。

 次の常任委員会に共同会理事長、常務理事、園長に委員会に出席していただく、参考人招致をすることが決まりました。日程は正副一任で調整となりました。また決議案が検討され次回案文が示される予定です。