活動日誌

有権者から託された県議会議員の発言の権利が奪われそうになっています!

2016年5月5日

 議員は、有権者から選挙で選ばれ県議会議員として願いを託され議会で発言や議論、政策提案をしてほしい。有権者の声や願いを託されている。そのために私たちは投票した。その大切な役割を奪うことが同じ立場の議員にできるのか、どういう経過なのかよくわらない。議事録がみたい!詳しく発信してほしいと要望されました。

 議会運営委員会の会派の発言で「格式を重んじる神奈川県議会において、発言をする会派としてあまりにも未成熟であるという状況である、一定成熟するまで発言を差し控えるなどそういう態度をとったらどうか。そういう考えがないなら、共産党の発言について一定の制限を加えることが必要なのではないか」「共産党の発言について一定の成熟がなされるまで必要ではないか」「我々の時間を浪費したということ、責任の重さを改めて認識してほしい」「本会議、常任委員会などの発言で議会を混乱させた、交渉団体としてふさわしい会派なのか」「個々の議員の能力不足、注意不足、次元が低い情けない」など大まかな内容ですが意見が述べられその後、共産党以外の賛成の多数決で先例の例外的な取扱いを行うことを次回(5月11日)の議運で協議するとされたというのが主な経過です。(詳しい議運の議事録はこれからです)

 皆さんから、「質問権の保障は県民から議会と議員に託されている基本的な権利で議会制民主主義の根幹ではないですか?代表質問をできないようにすることは、議員に思いを託した有権者に対して発言の権利を奪うことと同じではないですか」とご意見がありました。

 ベトナムへの常任委員会の海外視察で、水ビジネスの可能性や海外展開の調査、民間企業の支援策の模索は、県民の理解が得られないと反対した私たちの意見からはじまり、議運が夜中まで長引いたことが発端と報道されています。

 このことに関しても「県民福祉の向上につながらないという認識は納得できない、異なる意見は許さないという県議会に驚いた。常任委員会の視察は共産党は別に行くと決められたそうだが、一人で行く視察は難しいだろう。」と意見がありました。(ご指摘のとおり行くことはできませんでした)

 私たち県議会議員に求められている県民の声や願いを共産党県議団はこれからも取り上げ、質問の機会あるごとに皆さんと一緒に全力で取り組みたいと思っています。県政に関しておかしいと思っていること、やめないでほしいこと、こう変えてほしいことなど、是非ご意見をお寄せください。現地調査や懇談も行い現場の実態や声を引き続き取り上げていきます。

 私たち6名の共産党県議団は県民から託された意見・要望を発言し知事に対して質疑を行う代表質問をこれからも続けたいと思っています。