国政

訪問介護の大切さ 生活援助の時間を充分に

2023年5月31日

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携帯酸素を利用している相談者の方がいます。移動は車いすなので通院や買い物に支援が必要です。週2回の入浴介助の支援とヘルパーさんに洗濯と掃除をお願いしているそうです。

台所に少しの時間立つと酸素が不足し苦しくなるため、食事を作ることができません。訪問ヘルパー利用の時間が不足して食事は、お弁当になります。

今日の赤旗に掲載された登録ヘルパーさんの非正規化、低賃金の実態。違法な状況が放置され処遇改善は待ったなしです。

厚労省は訪問介護の報酬は増やさず、1時間半以上にたいする生活援助中心型の加算を廃止。1時間だった生活援助中心の基準を45分に短縮し報酬単価を引下げています。

これでは到底充分な生活援助にはなりません。知り合いの訪問ヘルパーをしている方は70~80代です。人手不足と高齢化、そして低賃金。介護を利用する方の費用負担も年金では足りません。そして介護を担う方も、離職する現状は政府の責任で早急に改善すべきです。