活動日誌

村岡新駅より藤沢駅のホームドアの設置を急ぐべきです!

2022年11月15日

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先日の政府予算要望交渉の時、国土交通省からホームドアの設置費用の割合について国が3分の1負担から2分の1負担に増やしたと伝えられました。

残りの2分の1を市や県、鉄道会社で負担。一日10万人以上が利用する駅という優先もなくなったと。

今朝の新聞の報道では、バリアーフリー化を進めるため国は昨年12月、運賃に整備費を上乗せできる制度をつくった。JR東日本など全国の15社が、来年以降、普通運賃に10円の上乗せし、整備を充実させていく方針を示していると。

さらに段差や隙間の縮小も新たな目標になっているとのことです。

国土交通省の説明では、ホームドアの設置には、駅のホームの補強工事が必要なことや設置により階段下と電車との間の幅が狭くなり車いすが通れなくなるなど課題も示されました。

設置費用は数億円程度かかるそうですが、駅利用者の安全を守るためには一日も早い設置が待たれています。

視覚障がい者の方からは、一度はホームから線路に落ちた経験がある方が多いと聞きました。

実は藤沢駅のホームドアの設置について、藤沢市民の方から県議会にホームドア設置について陳情が提出され、常任委員会で全会一致で趣旨了承されています。

朝のラッシュアワー時の混雑は深刻です。小田急線からの乗り換えでホームに人が溢れ、何時事故がおきるかわからない危険な状況です。県も市も設置に向けて早急に取り組むことが求められています。

藤沢市、鎌倉市、県、JRは10年後の村岡新駅設置(藤沢駅と大船駅の間)に向けて計画を進めていますが、駅や開発よりもその予算こそ利用者の安全を守るホームドアの設置に優先して使うべきです。