藤沢市政

ごみ処理有料化 指定袋の変更 市民の意見を取り入れてほしい

2022年7月13日

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藤沢市の指定ゴミ袋がロール型から平置き型に形状変更されました。市民の方から、外側のビニール袋から取り出しにくいこと、プラスティックを減らそうとなっているのに土に変えるような素材でできないのか、何故市民の意見を聞いて改良しないのかとご意見が寄せられました。

 植物由来のバイオマスプラスチックを25%使用した袋に変わったことを説明しましたが、外側にはその表示がないとの指摘でした。確かに中の袋には表示がありますが、外側にはありません。このバイオマスプラは鎌倉市、海老名市でも使用しているそうです。この変更で市は年間180tのカーボン削減の見込めるとしています。

 私は以前、市議会の質問で袋を結ぶ真ん中の部分が短く結びにくいことと、袋が立てに破けやすいので袋の厚みを増すよう求めました。結ぶ部分の長さや幅が増え、袋の厚み(0、025から0、03mm)への改良が行なわれたことは前進ですが、市民への周知や意見の反映が必要です。

 お店で販売時は、ロール型で陳列されていましたが、平置き型になりわかりづらく探してしまったとの意見がありました。また担当課に袋が変わったことについて問い合わせしたが、ロール型の袋から変更になった理由の説明はあったが、バイオマスプラについてはなんの説明もなかったそうです。

 環境に配慮した素材にしたことを市民に伝え、さらにCO2削減に取り組むことが必要です。

共産党市議団はごみ処理の有料化は、導入の時から反対し、今も有料化の中止を求めています。ごみの収集・焼却・処理・処分の費用の25%を市民負担にし、事業系は75%の負担としています。

市議団の市民アンケートでも、「ごみ袋の値段が高い!負担が重い」と有料化反対の声が多く寄せられています。

地方自治法でも定められているようにごみ処理は自治体が行うとなっています。市民は税金を納めているのです。有料化をやめ市民を信じてさらに分別や減量への協力を求めること、そして市民と行政が力を合わせCO2削減を!