6月10日 藤沢市議会 厚生常任員会
3269筆の署名を集め提出された「高齢者お出かけサポート事業の創設についての請願」の審査が行なわれました。
請願項目は
1、70才以上を対象に、バス等の公共交通の無料パスを創設してください。
2、交通不便地域の解消デマンド交通等の無料パスを創設してください。
請願者による意見陳述も行なわれ、署名に託された方々の願いが訴えられました。
市の考え方は、自宅近くに活動の場所を確保する?今後アンケートを行ないその結果により効果的な方法を検討する、スマイルバス(老人福祉センターへのバス)の利用促進、改定予定の「高齢者福祉計画」に盛り込みすすめるでした。
高齢者の願いは、通院や買い物などの時に無料のパスがあったら助かる。交通費の負担が重い。バスの本数がなくて不便だと声が寄せられます。高齢者の切実な声に心を寄せる議会が求められています。
委員からは、財源について5億の予算を増やすことはできない。また必要性については理解するが、無料はむずかしいなどの意見がだされました。
賛成(採択)は、土屋委員と原田委員でしたが、他の委員の反対で不採択になりました。今後、本会議で議員全員による最終的な採決になります。