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感染者が減っている今こそ、医療体制の確保、エアロゾル感染対策と検査の拡充を!

2021年10月12日

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日本共産党の「コロナから命を守る緊急提案」には、すべての患者に症状に応じた治療を届けることを大原則に、コロナ病床の確保、臨時の医療施設の大規模な設置、在宅患者への往診や訪問看護、さらに財政支援や待遇改善など政府が責任をもって医師、看護師を確保することが緊急に必要としています。

 感染者が減っている今だからこそ、できることがあります。

 そしてさらに重要なのは、エアロゾル感染対策です。WHOは今年4月、エアロゾル感染を主要な感染経路に位置づけ、接触感染は稀としています。ところが厚生労働省は、エアロゾル感染を主要な感染経路と公表していません。今後は、エアロゾル感染対策に力をいれ、換気の徹底への支援が必要です。CO²モニターについては二酸化炭素濃度800㏙未満を良い換気としていますが、学校の基準は1500㏙未満が基準でこの見直しが必要です。

 検査の拡充についても、感染者と同じ空気を共有した方は検査を行うべきです。さらに福祉や保育施設、教育現場で働く方々の定期的な検査も重要です。

 神奈川県は、小学生以下の子どものいる家庭に抗原検査キッドを配布しました。少しでも症状があれば自宅で抗原検査キットでセルフチェックし、陽性なら出勤、通学せず、医療機関に行くとりくみです。使用したら追加で配布するよう求めていきます。

 ふたたび、感染爆発や医療崩壊を起させないためにも、公的病院の民営化や統廃合、病床削減は中止、保健所機能充実、医師・看護師の処遇改善などすすめる政府に変えましょう!