(いのち環境ネットワーク発行のパンフから)
政府が進める「GIGAスクール構想」藤沢でも小中学校で、一人一台のノートパソコン設置のための予算(約17億円)が決まりすすめられています。子どもたちへの電磁波・5Gによる影響を心配した、保護者や市民の皆さんが教育長あてに要望書をだしました。
教育総務課に要望書の回答と、懇談する場に30人を超える市民が集まりました。
<主な要望内容>
*オンライン授業のガイドラインを予防原則の観点に沿って作ってください。
*無縁ランを有線LANに変え、電源のオフができるようにしてください。
*「学校の敷地内には、電波基地局を作らない」という口頭確認を守ってください。
*通学路に基地局をつくらないよう通信会社に言ってください。もし作るときは、設置ポイントを住民・保護者に知らせてください。
*無線LAN導入前、導入後の電磁波を計測し、被ばく量を調査し、健康状態・体調の変化をアンケート等により調査してください。
*子どもたちと教職員の健康を守るために、最新の研究と世界の動きに目を向けてください。
ガイドラインは文科省発行H23年の(児童・生徒用)を各学校に周知している。それに沿って進めていく。さらに基地局については、現在はないが、目的外使用となるため、今後申請がでれば審査し許可という手続きになると。また被ばく量の測定は難しいのではないか。さらに基地局について楽天からのアプローチについての質問に、藤沢市にもすでに話があったことが明らかになりました。市からは何も言ってないとのことでした。保留中であり、検討しているということのようです。
今後、一人一台になると情報量が増え繋がりにくくなることが予想される。一斉に使うとパンクする!?その解消のためには必要?の見解に、市民からは子どもを守る立場にたち教育委員会は判断してほしい!決める前に学校ごとに説明会を開いてほしいと要望がだされました。
「電磁波過敏症」「ペースメーカーのお子さんもいる」など影響について不安や疑問の声。そしてすでに健康被害があるお子さんのこともだされました。健康被害について誰がどのように責任をとるのか曖昧であり、不安は当然です。
すでに浜松市などは楽天モバイルの導入を決めています。「GIGAスクール構想支援プラン」と題して、学校敷地内に基地局を設置した場合は、光回線を無償で提供するとなっています。
教育委員会と市は、市民の懸念の声を受けとめ何よりも子どもたちの健康を守る立場で判断し、取り組むことが求められています。